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今回は後入先出法で、
最も注意すべき問題について説明します。
わかりにくくて、試験問題になりやすい問題です。
【例題】
当工場の原価データおよび生産データは次のとおりである。
完成品総合原価、完成品単位原価、月末仕掛品原価を
求めなさい。
月末仕掛品の評価は後入先出法による。
【原価データ】
月初仕掛品原価 直接材料費: 91,000円 加工費: 42,000円
当月製造費用 直接材料費:400,000円 加工費:889,200円
【生産データ】
月初仕掛品数量: 200個(進捗度20%)
当月投入数量 :1,000個
完成品数量 :1,100個
月末仕掛品数量: 100個(進捗度80%)
直接材料は工程の始点で投入する。
この問題の直接材料費は
【ケース1】月末仕掛品が月初仕掛品よりも小さいケース
になります。
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しかし、この問題の加工費は
【ケース3】月末仕掛品が月初仕掛品よりも大きいケース
になります。
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直接材料費と加工費では考え方を変えなければなりません!
実際の試験問題ではこのような問題の出題が考えられます。
なぜならば一つの問題で二つの考え方を問うことができるからです。
この問題では直接材料費は【ケース1】の考え方で
月初仕掛品から月末仕掛品と完成品が生じて、
当月投入分は全て完成したと考える。
また、加工費は【ケース3】の考え方
月初仕掛品は完成することなく月末仕掛品となり、
当月投入分から完成品と月末仕掛品が生じたと考える。
こういった二つの考え方で一つの問題を解くことが必要なのです。
月末仕掛品原価(直接材料費)=91,000÷200×100=45,500
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月末仕掛品原価(加工費)=889,200÷1,140×40+42,000=73,200
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完成品総合原価は借方と貸方の差額です。
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完成品単位原価(直接材料費)=445,500÷1,100=405(円)となります。
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完成品単位原価(加工費)=858,000÷1,100=780(円)となります。
【解答】
完成品総合原価
(91,000+400,000)−45,500=445,500(円)
(42,000+889,200)−73,200=858,000(円)
445,500+858,000=1,303,500(円)
完成品単位原価 445,500÷1,100=405(円)
858,000÷1,100=780(円)
405+780=1,185(円)
月末仕掛品原価 91,000÷200×100=45,500(円)
889,200÷1,140×40+42,000=73,200(円)
45,500+73,200=118,700(円)
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さて、早速ですが
(42,000+889,200)−73,200=868,000
は858.000の間違いではないでしょうか?
総合原価も変わると思います。
なおされたらこのコメントは消していただいて結構です。
どうもありがとうございます。
ただいま直しました。
せっかく割り切れるように数字を調整したつもりなのに、
書き間違えてしまいました。
HTMLの記述に気を取られていて、
肝心の数字をよく間違えてしまいます。
間違えたところを教えていただけるとたいへんうれしいです。
今後ともどうぞよろしくお願いします。