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2008年09月16日

月末仕掛品の評価(15)後入先出法−直接材料を加工の進行に応じて順次投入する場合(3)

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今回は後入先出法で、

直接材料を加工の進行に応じて順次投入する」場合について、

直接材料費に絞って説明しています。

 

【例題】

当工場の原価データおよび生産データは次のとおりである。

完成品総合原価、完成品単位原価、月末仕掛品原価を

求めなさい。

月末仕掛品の評価は後入先出法による。

【原価データ】

月初仕掛品原価 直接材料費: 21,000円

当月製造費用  直接材料費:444,600円

【生産データ】

月初仕掛品数量: 200個(進捗度20%)

当月投入数量 :1,000個

完成品数量  :1,100個

月末仕掛品数量: 100個(進捗度80%)

直接材料を加工の進行に応じて順次投入する

 

【解説】

この問題は

【ケース3】月末仕掛品が月初仕掛品よりも大きいケース

になります。

月初仕掛品

月末仕掛品

 

したがって、次の考え方で問題を解いていくのです。

【ケース3】の考え方

月初仕掛品は完成することなく月末仕掛品となり、

当月投入分から完成品と月末仕掛品が生じたと考える。

月末仕掛品原価(直接材料費)=444,600÷1,140×40+21,000=36,600

40個

1,140個

21,000円

444,600円

36,600円

80個

1,100個

 

完成品総合原価(直接材料費)は借方と貸方の差額です。

40個

1,140個

21,000円

444,600円

36,600円

429,000円

80個

1,100個

 

また、完成品単位原価=429,000÷1,100=390(円)となります。

 

【解答】

完成品総合原価

  (21,000+444,600)−36,600=410,000(円)

完成品単位原価 429,000÷1,100=390(円)

月末仕掛品原価 36,600(円)

 

 

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