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2009年05月09日

月末仕掛品の評価(1)

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月末仕掛品の評価についてです。

総合原価計算では当月にかかった原価を

完成品原価と月末仕掛品原価に按分(あんぶん)します。

按分(あんぶん)とは、計算でわけていくことです。

 

直接材料費と加工費では進捗度(しんちょくど)が 違うことがあります。

進捗度とは原価のかかり具合のことです。

 

次の図を見てください!

 

今からタイルに色を塗る作業をします。

月初に7枚のタイルがありました。

ここに色を塗っていくわけです。

 

 

タイルは材料費が1枚200円かかります。

色を塗るのに工員を雇います。

色を塗る道具や塗料は工員が自分で持っています。

完成したら1枚について100円払います。

これが加工費です。

 

当月は5枚のタイルが完成し、

2枚のタイルがちょうど半分塗り終わりました。

 

このときの進捗度、

つまり原価のかかり具合を確認しましょう!

 

材料費は塗り終わっていたとしても、塗り終わらなくても、

まるまる1枚分かかります。

つまり、月末仕掛品のうち、材料費の進捗度は

100%だということができます。

 

完成品原価のうち材料費部分は

5枚のタイルを使っているので、

200円×5=1,000円かかります。

また、月末仕掛品のうち材料費部分は

2枚のタイルを使っているので

200円×2=400円かかります。

 

それに対して加工費では

月末仕掛品の進捗度は50%になります。

なぜならば作業は半分しか終わっていないからです。

 

完成品原価のうち加工費部分は

5枚のタイルを使っているので、

100円×5=500円かかります。

また、月末仕掛品のうち加工費部分は

2枚のタイルを使っていますが、

進捗度が50%なので

100円×2×50%=100円です。

 

加工費の数量に着目すると

完成品の数量は5枚、

それに対して月末仕掛品の数量は2枚ですが

完成品の数量に換算すると

2枚×50%=1枚となります。

このように完成品に換算した数量を完成品換算量といいます。

 

また、完成品の数量と月末仕掛品の完成品換算量を合計すると

5枚+1枚=6枚となりますが、

この合計のことを完成品換算総量といいます。

 

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posted by たちばなん at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 総合原価計算 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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