第126回日商簿記検定まで

第125回日商簿記検定試験模範解答

資格の大原資格のことならダイエックス

日商簿記検定2級の解答速報などを動画で見る!!

⇒⇒⇒資格の大原

【LEC】資格を確実に取る為の秘訣!

皆様の暖かい応援クリックが私を励まします

次項有次項有次項有次項有次項有人気ブログランキング

 

日商簿記検定の参考書・問題集

一部の記事について書き直しをしているので、
一時的に(1日〜1週間程度)表示できなくなることがあります。
その際に
「カテゴリー」からご覧いただくと記事が全く表示されません。
また、
「リスエストされたページが見つかりません。
削除または移動された可能性があります。」
と表示されます。
何日後かにもう一度ご訪問いただくと表示できると思います。
すべての記事が表示されるまで、もうしばらくお待ちください。
m(_ _)m

 

2009年05月07日

個別原価計算と総合原価計算(1)

ご訪問いただきましてありがとうございます。

いつも「簿記2級 工業簿記の考え方」を応援していただいてありがとうございます。

人気blogランキング

 

個別原価計算と総合原価計算についてです。

個別原価計算は主に受注生産を行う製造業で用いられますが、

総合原価計算は主に規格化された製品を見込生産する製造業で

用いられます。

 

完成品原価と月末仕掛品原価に分ける考え方は次のようになります。

 

【個別原価計算】

製造指図書ごとに完成品と月末仕掛品とに分類する。

製造指図書 1 原価集計額 100,000円

        受注数量100個 完成量100個⇒完成

製造指図書 2 原価集計額 120,000円

          受注数量150個 完成量150個⇒完成

製造指図書 3 原価集計額 150,000円

          受注数量180個 完成量180個⇒完成

製造指図書 4 原価集計額 110,000円

          受注数量125個 完成量124個⇒仕掛中

製造指図書 5 原価集計額 140,000円

          受注数量130個 完成量125個⇒仕掛中

製造指図書 6 原価集計額 180,000円

          受注数量250個 完成量250個⇒完成

製造指図書 7 原価集計額  80,000円

          受注数量100個 完成量70個⇒仕掛中

製造指図書 8 原価集計額  90,000円

          受注数量110個 完成量110個⇒完成

製造指図書 9 原価集計額  60,000円

          受注数量150個 完成量60個⇒仕掛中

製造指図書10 原価集計額  20,000円

          受注数量80個 完成量15個⇒仕掛中

 

製造指図書に指示された数量に1個でも足りないと

その製造指図書全体が未完成だとみなされ仕掛品となる。

 

完成した製造指図書の原価の合計=640,000円⇒完成品原価

仕掛中の製造指図書の原価の合計=410,000円⇒月末仕掛品原価

 

【総合原価計算】

当月の完成品数量1,000個、月末仕掛品数量500個

当月にかかった原価の総額を完成品原価と月末仕掛品原価に分けます。

材料が最初に全て投入され、それを加工するという作業をしたとしましょう。

材料費が600,000円、加工費が400,000円かかり、

月末での作業の進行程度がちょうど半分だとすると

材料費の金額は次のように分けられるはずです。

完成品の材料費   600,000÷1,500×1,000=400,000

月末仕掛品の材料費 600,000÷1,500× 500=200,000

完成品の加工費   400,000÷1,250×1,000=320,000

月末仕掛品の加工費 400,000÷1,250× 250= 80,000

 

完成品原価の合計   400,000+320,000=720,000(円)

月末仕掛品原価の合計 200,000+ 80,000=280,000(円)

 

※1 説明の都合で個別原価計算の例とは異なる数量で考えています。

※2 個別原価計算では顧客の注文に応じて、規格などを変えて生

  産することを想定しています。

※3 総合原価計算では同一の規格の製品を製造していることを想

  定しています。

個別原価計算の完成品原価と仕掛品原価の計算は

完成した製造指図書の原価と未完成の製造指図書の原価の

単純な合計で求めます。

 

それに対して、

総合原価計算の完成品原価と月末仕掛品原価の計算は

原価のかかり具合に応じて按分する(割合の計算で求める)ことになります。

 

本日も「簿記2級 工業簿記の考え方」をご覧いただきまして

ありがとうございます。

 

いつも「簿記2級 工業簿記の考え方」への応援クリックありがとうございます。m(_ _)m役に立ったら1クリックをお願いします!

 

          資格の大原 簿記講座

posted by たちばなん at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 総合原価計算 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
【お役立ちサイト情報】
全国のホテル・旅館ガイド
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。