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今回も前回と同様、製造間接費の配賦基準を用いた計算例です。
ただ、問題の形式が違います。
同じ問題に見えますか?
次の資料にもとづき、(1)から(4)までの配賦基準によって、
製造間接費の製品甲への配賦額と製品甲の製造原価を求めなさい。
(資料)
直接材料費:製品甲 14,000円 製品乙 10,000円 合計 24,000円
直接労務費:製品甲 10,000円 製品乙 6,000円 合計 16,000円
製造間接費:合計 12,000円
直接作業時間:製品甲 300時間 製品乙 200時間
機械作業時間:製品甲 100時間 製品乙 100時間
(1)直接材料費基準
(2)直接労務費基準
(3)直接作業時間基準
(4)機械作業時間基準
【解説と解答】
(1)直接材料費基準
配賦率=製造間接費の合計金額÷直接材料費の合計金額
=12,000÷24,000=0.5(50%)
製品甲への製造間接費配賦額=製品甲の直接材料費×配賦率
=14,000×50%=7,000
製品甲の製造原価=直接材料費+直接労務費+製造間接費
=14,000+10,000+7,000=31,000
(2)直接労務費基準
配賦率=製造間接費の合計金額÷直接労務費の合計金額
=12,000÷16,000=0.75(75%)
製品甲への製造間接費配賦額=製品甲の直接労務費×配賦率
=10,000×75%=7,500
製品甲の製造原価=直接材料費+直接労務費+製造間接費
=14,000+10,000+7,500=31,500
(3)直接作業時間基準
配賦率=製造間接費の合計金額÷直接作業時間の合計
=12,000÷500=24
製品甲への製造間接費配賦額=製品甲の直接作業時間×配賦率
=300×24=7,200
製品甲の製造原価=直接材料費+直接労務費+製造間接費
=14,000+10,000+7,200=31,200
(4)機械作業時間基準
配賦率=製造間接費の合計金額÷直接作業時間の合計
=12,000÷200=60
製品甲への製造間接費配賦額=製品甲の直接作業時間×配賦率
=100×60=6,000
製品甲の製造原価=直接材料費+直接労務費+製造間接費
=14,000+10,000+6,000=30,000
前回の計算例 製造間接費の配賦基準と計算例(1)と
形は違いますが、ほぼ同じ内容の問題です。
このように工業簿記では、同じ問題が形を変えて出題されることがよくあります。
問題で使われている用語に注意しながら、
何を求められているのかをよく考えて答えることが必要です。
本日も「簿記2級 工業簿記の考え方」をご覧いただきましてありがとうございます。




