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2009年04月28日

製造間接費の配賦基準と計算例(1)

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今回は前回の製造間接費の配賦基準を用いた計算例です。

次のように原価が集計されていました。

製品別原価計算表
甲製品 乙製品 合 計
直接材料費 14,000 10,000 24,000
直接労務費 10,000 6,000 16,000
製造間接費     12,000
合  計     52,000

 

このときの次の配賦基準を用いて製造間接費の配賦の計算をしてみたいと思います。

(1)直接材料費基準

(2)直接労務費基準

(3)直接作業時間基準

   製品甲の直接作業時間:300時間 製品乙の直接作業時間:200時間

(4)機械作業時間基準

   製品甲の機械作業時間:100時間 製品乙の機械作業時間:100時間

 

(1)直接材料費基準

配賦率=製造間接費の合計金額÷直接材料費の合計金額

   =12,000÷24,000=0.5(50%)

製品甲に配賦する製造間接費=製品甲の直接材料費×配賦率

=14,000×50%=7,000

製品乙に配賦する製造間接費=製品乙の直接材料費×配賦率

=10,000×50%=5,000

 

製品別原価計算表
甲製品 乙製品 合 計
直接材料費 14,000 10,000 24,000
直接労務費 10,000 6,000 16,000
製造間接費 7,000 5,000 12,000
合  計 31,000 21,000 52,000

 

(2)直接労務費基準

配賦率=製造間接費の合計金額÷直接労務費の合計金額

   =12,000÷16,000=0.75(75%)

製品甲に配賦する製造間接費=製品甲の直接労務費×配賦率

=10,000×75%=7,500

製品乙に配賦する製造間接費=製品乙の直接労務費×配賦率

=6,000×75%=4,500

製品別原価計算表
甲製品 乙製品 合 計
直接材料費 14,000 10,000 24,000
直接労務費 10,000 6,000 16,000
製造間接費 7,500 4,500 12,000
合  計 31,500 20,500 52,000

 

(3)直接作業時間基準

配賦率=製造間接費の合計金額÷直接作業時間の合計

   =12,000÷500=24

製品甲に配賦する製造間接費=製品甲の直接作業時間×配賦率

=300×24=7,200

製品乙に配賦する製造間接費=製品乙の直接作業時間×配賦率

=200×24=4,800

製品別原価計算表
甲製品 乙製品 合 計
直接材料費 14,000 10,000 24,000
直接労務費 10,000 6,000 16,000
製造間接費 7,200 4,800 12,000
合  計 31,200 20,800 52,000

 

(4)機械作業時間基準

配賦率=製造間接費の合計金額÷直接作業時間の合計

   =12,000÷200=60

製品甲に配賦する製造間接費=製品甲の直接作業時間×配賦率

=100×60=6,000

製品乙に配賦する製造間接費=製品乙の直接作業時間×配賦率

=100×60=6,000

製品別原価計算表
甲製品 乙製品 合 計
直接材料費 14,000 10,000 24,000
直接労務費 10,000 6,000 16,000
製造間接費 6,000 6,000 12,000
合  計 30,000 22,000 52,000

 

配賦基準が異なると各製品の原価が異なります。

 

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posted by たちばなん at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 簿記2級工業簿記の製造間接費の計算 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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