いつも「簿記2級 工業簿記の考え方」を応援していただいてありがとうございます。
もっともっとたくさんの皆様に
「簿記2級 工業簿記の考え方」を読んでいただきたい
と思っています。
ぜひ、お友達にも
たちばなん の 「簿記2級 工業簿記の考え方」を
ご紹介ください!
前回まで材料元帳(または材料カード)の記入について書きました。
しかし、材料元帳(または材料カード)を作成せずに
問題を解くことができることがよくあります。
材料費の計算を伴う問題が出題されたら、通常は図を描いて求めます。
次の資料を見てください。
月末材料有高と当月材料消費額の計算をしてみましょう。
【資料】9月の材料Aの受払い
9月 1日 前月繰越 100個 @¥100
9月 5日 材料購入 100個 @¥110
9月10日 材料出庫 50個
9月15日 材料購入 100個 @¥120
9月24日 材料出庫 200個
数量についての図を描きます。
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借方と貸方の差から、月末有高は50個と計算できます。
【先入先出法によって計算する場合】
■月末材料有高の金額は次のように求めることができます。
月末有高の50個は、先入先出法で考えると一番最後に購入した材料のはずです。
9月15日の単価を用いて
単価×数量=120×50=6,000(円)
■当月消費額の金額は次のように求めることもできます。
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借方と貸方の差から、当月材料消費高は27,000円と計算できます。
【総平均法によって計算する場合】
■月末材料有高の金額は次のように求めることができます。
月末有高は、月初材料と当月仕入高から平均的に計算されるはずです。
したがって、
まず、
月初有高+9月5日購入額+9月15日購入額
=10,000+11,000+12,000
=33,000
で合計を求め、
次に、
上の式の合計÷(月初数量+9月5日購入数量+9月15日購入数量)
33,000÷(100+100+100)
=110(円)
と平均の単価を求めます。
最後に、
単価×数量=110×50=5,500(円)
■当月消費額の金額は次のように求めることもできます。
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借方と貸方の差から、当月材料消費高は27,500円と計算できます。
総平均法では借方の金額の合計を先に計算しますので、
上記のように、月初材料有高と当月仕入高の間に「+」を書きました。
【期間後入先出法によって計算する場合】
■月末材料有高の金額は次のように求めることができます。
月末有高の50個は、後入先出法で考えると前月繰越の材料のはずです。
9月1日の前月繰越の単価を用いて
単価×数量=100×50=5,000(円)
■当月消費額の金額は次のように求めることもできます。
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借方と貸方の差から、当月材料消費高は28,000円と計算できます。
期間後入先出法では月末材料有高が、
まず、月初材料有高から計算されることになりますので
貸方の上のほうに月末材料有高を書きました。
なお、ただ単に後入先出法と書いてあったら、
この図を用いて計算することができます。
移動平均法・その都度後入先出法は上記の方法は用いることができません。
本日も「簿記2級 工業簿記の考え方」をご覧いただきましてありがとうございます。




ありがとうございます。
説明文をコピペして、直していませんでした。
せっかくのコメント気が付くのが遅くなってしまいました。
ごめんなさい。