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今回は棚卸減耗費があるときの計算についてです。
棚卸減耗費が生じた場合の仕訳についてはこちらに書きました。
→→→経費の処理W
材料や製品などの 今回は棚卸減耗費の金額の求め方についてです。
棚卸減耗とは材料や製品などについて、
本来のあるべき数量よりも倉庫の中の実際の数量の方が少ないことをいいます。
棚卸減耗費とは、この棚卸減耗の数量に単価を掛けたものです。
問題では、数量と単価が別々に与えられているものと
合計の金額が与えられているものが考えられます。
製品については商業簿記の商品と同じように考えますのでそちらに譲るとして、
材料について考えます。
まず、合計の金額が与えられてるものについて考えていきましょう!
継続記録法の結果得られた帳簿残高と実地棚卸の結果得られた実際残高を
比較することによって、棚卸減耗がわかるわけです。
そこで、前回と同じ図を描いてみたいと思います。
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前回はこんな感じの図だったわけですが、
この図の中の月末有高が前回の問題では帳簿残高(帳簿棚卸高といいます。)
なのか実際残高(実地棚卸高といいます。)なのかわかりません。
このようなときには棚卸減耗は生じていないということになるのです。
つまり、月末の帳簿棚卸高=月末の実地棚卸高となっています。
ところが、帳簿棚卸高や実地棚卸高がはっきりと書いてあるような問題では、
棚卸減耗費が生じているた考えるのです。
(例1)
月初材料棚卸高 30千円
当月材料仕入高 500千円
当月材料消費高 450千円
月末材料帳簿棚卸高 80千円
棚卸減耗費 10千円
月末材料実地棚卸高 70千円
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棚卸減耗費=帳簿棚卸高−実地棚卸高 で計算されますので、
棚卸減耗費、帳簿棚卸高、実地棚卸高のどれかが分からなくても図が描けるはず
ですね!
ところが、簿記2級に出題される問題はもう1回ひねります。
もう一つを分からなくするわけです。
次の例を見てください。
(例2)
月初材料棚卸高 30千円
当月材料仕入高 500千円
当月材料消費高 450千円
月末材料実地棚卸高 70千円
必ず図を描くことが必要です。
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棚卸減耗費の金額は借方と貸方の差額で計算します。
本日も「簿記2級 工業簿記の考え方」をご覧いただきましてありがとうございます。



