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今回は内部材料副費の予定配賦です。
内部材料副費は年間の金額を見積もって、
実際に購入した材料に見合う内部材料副費を加算する
という方法です。
【内部材料副費の予定配賦の例】
材料の購入代価の予定額が年間で、1,000万円だったとしましょう。
このときの内部材料副費(購入事務費、検収費、保管費など)の見積額が
50万円だとします。
そうすると
50万円÷1,000万円=0.05(5%)
となります。
つまり、購入代価に5%を加えた金額が内部材料副費込みの金額になるわけです。
(実際には、このほかに引取費用が加算されます。)
当月のある日の材料の購入代価が100万円だったとしましょう。
そうすると、その材料の内部材料副費予定配賦額は
100万円×5%=5万円で計算されることになります。
したがって、
材料の購入原価は次の計算で求められます。
購入原価=購入代価+引取費用+内部材料副費予定配賦額
=100万円+引取費用+5万円
■購入原価と購入代価は違います!
購入代価とは、送り状に記載されている金額をいいます。
購入原価とは、購入代価に引取費用と内部材料副費予定配賦額をたした金額を
いいます。
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