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もっともっとたくさんの皆様に
「簿記2級 工業簿記の考え方」を読んでいただきたい
と思っています。
ぜひ、お友達にも
たちばなん の 「簿記2級 工業簿記の考え方」を
ご紹介ください!
今回は材料費の計算の続きです。
材料が倉庫から出るまでにかかった材料関係の原価です。
これには次のようなものが含まれます。
購入代価(材料主費)・・・送り状記載価額
材料副費
外部材料副費(引取費用)
・・・企業外部に対して発生するもので、買入手数料、引取運賃、保険料など
内部材料副費(材料取扱費)
・・・企業内部に対して発生するもので、購入事務費、検収費、保管費など
簿記2級の計算問題を解くためには、次のどちらかの計算式を用います!
計算式1
購入価額=購入代価+引取費用
計算式2
購入価額=購入代価+引取費用
どちらの計算式を用いるかは問題の指示によります。
内部材料副費というのは、そのすべてを正確に把握することが実務上困難なので、
上記のように
1内部材料副費は購入価額の計算から除いてしまう。
この場合には内部材料副費は間接経費となる。
2内部材料副費は年間の金額を見積もって、
実際に購入した材料に見合う内部材料副費を加算する。
という方法などが計算で行われます。
内部材料副費については他にもまだ考えられますが、
上記の2つの計算は合格に必須の知識です。
計算式2の計算方法については、過去に2回の出題があります。
次回は内部材料副費の予定配賦について書きたいと思います。
本日も「簿記2級 工業簿記の考え方」をご覧いただきましてありがとうございます。
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