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2009年03月15日

製造直接費の賦課(直課)

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甲と乙の二つの製品を製造している場合に、

それぞれの製品の原価がいくらになるのかを

計算してみたいと思います。

(資料)

材料について

  1. 甲製品を製造するために材料6,000円を庫出した。

  2. 乙製品を製造するために材料7,000円を庫出した。

  3. 修繕のために材料4,000円を庫出した。

賃金について

(話を簡単にするために工場の事務職員に対する給料はなかったとする。)

  1. 甲製品を製造するためにかかった賃金は9,000円だった。

  2. 乙製品を製造するためにかかった賃金は8,000円だった。

  3. 修繕のためにかかった賃金は3,000円だった。

経費について

当月分の経費は外注加工賃が甲製品分として2,000円、

その他、間接経費が5,000円だった。

なお、当工場は当月より操業を開始した。

 

上記のような資料から甲製品と乙製品の原価を計算しましょう!

製品別原価計算表
甲製品 乙製品 合 計
直接材料費 6,000 7,000 13,000
直接労務費 9,000 8,000 17,000
外注加工賃 2,000 2,000
製造間接費     12,000
合  計     44,000

 

上記の作業を賦課(または直課)といいます。

どの製品にどれだけの原価がかかっているのかを計算するために

製品ごとに原価をリストアップしたわけです。

ところが、製造間接費は材料費と労務費と経費の間接費の合計なので、

どの製品の分がいくらと把握できません。

したがって、その割り振りの計算をしなければならないわけです。

 

ここまでの計算の部分を仕訳すると次のようになります。

直接費は仕掛品勘定に、間接費は製造間接費勘定に集計します。

(借)  仕掛品   13,000  (貸)  材  料   17,000 
   製造間接費    4,000       

(借)  仕掛品   17,000  (貸)  賃  金   20,000 
   製造間接費    3,000       

(借)  仕掛品    2,000  (貸)  買掛金※1    2,000 
(借)  製造間接費   12,000  (貸)  諸勘定※2   12,000 

※1外注加工賃の貸方勘定科目は買掛金としました。

※2貸方の勘定科目はいくつかの勘定科目が考えられるので、

諸勘定としてまとめました。

 

上の仕訳を勘定に記入すると次のようになります。

 材 料 
  仕掛品 13,000
製造間接費4,000
 
 仕掛品 
材 料 13,000
賃 金 17,000
買掛金 2,000
 
 賃 金 
  仕掛品 17,000
製造間接費3,000
 
製造間接費
材 料 4,000
賃 金 3,000
諸勘定5,000
 
 買掛金 
  仕掛品  2,000
 
 
 諸勘定 
  製造間接費5,000
 
 

 

また、これは次のような図にすることもあります。

材  料
 
仕掛品 13,000
製造間接費4,000

仕掛品
材 料 13,000
賃 金 17,000
買掛金 2,000
 

賃  金
 
仕掛品 17,000
製造間接費3,000

製造間接費
材 料 4,000
賃 金 3,000
諸勘定 5,000
 

買掛金
  仕掛品  2,000

諸勘定
  製造間接費5,000

 

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posted by たちばなん at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 簿記2級 工業簿記の勘定の流れ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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