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本日は部門別計算の目的についてです。
つまり、「何のために部門別計算を行うのか?」ということです。
部門別計算を行う目的は次の2点です。
(1)原価管理のため
(2)合理的な製品原価の算定のため
部門別計算ではこの2つの考え方が貫かれています。
時間や労力をかけてまでこの部門別計算を行うのは
それに見合うだけのメリットがあるからです!
原価管理に有効で、
しかも、合理的に製品原価を算定することができる
からこそ部門別計算を行うのです。
けっして、簿記の試験問題を作るためでもありませんし、
簿記の検定試験の問題を難しくするためでもありません。
もし、メリットがなければ、
部門別計算を行わない原価計算を採用することになるでしょう!
【参考】
参考と書いたのは後でこの話題にもう一度触れたいからです。
ここに書いていることも
簿記2級の範囲であることは間違いありません。
部門別計算を行わない個別原価計算のことを
単純個別原価計算といいます。
また、部門別計算を行わない総合原価計算のことを
単一工程総合原価計算といいます。
※単純総合原価計算という原価計算も後から出てきますが、
単純個別原価計算の「単純」とは
「部門別計算を行わない」という意味なのに対して、
単純総合原価計算の「単純」とは
「たった一つの製品を量産する」という意味で用いています。
同じ「単純」という言葉でも個別原価計算と総合原価計算では
意味が違います。
さて、話を戻していきましょう。
部門別計算の目的についてもう少し書きます。
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posted by たちばなん at 00:00| 東京 ☔|
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部門別計算
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